2011年05月に、アメブロで「放射能から子どもたちを守る7つの習慣」というブログを書き始め、一貫して、産地の確認の重要性を主張して参りました。

特に小麦粉の放射線に関しては、注意するのはうどんくらいで、パンとラーメンはあまり神経質になる必要がないと言い続けています。

小麦粉のシエア

パン → 国産表記が無ければ99%外国産
ラーメン → 国産表記が無ければ99%外国産
うどん → 国産表記が無ければオーストラリア産が多い。オーストラリア80%国産20%とか。

食品のリスクも放射線以外にも,添加物、農薬、遺伝子組換え等を考えなくては、安全な食品は選べないと一貫して言ってます。放射線に関しては、計測をしなくとも、産地を確認すれば,リスクを軽減できる例として小麦粉をあげています。

僕自身は殆ど食べませんが、興味があったので、カップヌードルの原材料の産地を調べました。

カップヌードルの原材料

油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、醤油、たん白加水分解物)、

かやく(味付豚肉、味付卵、味付えび、ねぎ)、

スープ(糖類、醤油、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、チキンエキス、ポークエキス、メンマパウダー)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、カラメル色素、増粘多糖類、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、スモークフレーバー、酸味料、香料、(原材料の一部に乳成分、ごまを含む)

カップヌードル 日清食品グループ
出典 https://www.nissin.com/jp/products/items/2849

カップヌードルの原材料の主な産地

日本産品には太字にしています。

めん
小麦粉 オーストラリア、アメリカ、日本、カナダ
植物油脂 (パーム) マレーシア、インドネシア、タイ

スープ
醤油 (大豆) 中国、インド、アメリカ、日本、カナダ
醤油 (小麦) 日本、アメリカ、カナダ

かやく
香辛料 インドネシア、マレーシア、アメリカ、インド、中国
味付卵 (卵) アメリカ、カナダ、日本、EU、インド、中国
味付えび (えび) インド、ミャンマー
ねぎ 中国

カップヌードル 日清食品グループ

出典 https://www.nissin.com/jp/products/items/2849

カップヌードルのめん

カップヌードル1食77gのうちで61.7%の47.5gが小麦(麺)と推定されます。(日清食品に確認したところ、めんだけの重量は非公開とのことで、炭水化物の総量をめんの小麦として計算しています。)

小麦粉の原産地は、オーストラリア、アメリカ、日本、カナダですが、殆どが外国産で、国産の小麦粉も殆どが北海道産とのことでした。国産と外国産小麦の割合は公開していないそうです。(当然です。)

カップヌードルのめんについては、セシウムのリスクはクリアできました。

カップヌードルのスープ

あとは、スープに使われている醤油の大豆と小麦の原産地が日本ですが割合、産地の都道府県は非公開だそうです。

スープとめんが分離できれば、計測するという選択肢もありますが、1食当りスープは最大で29.5g(1食77g−小麦粉47.5g、かやくは無視)

仮にスープに10Bq/kgのセシウムが含まれていたとしても、29.5gでは0.209bqかと、推定します。(あくまでも、極端なたとえです。)

大豆の自給率(2014年09月17日追記)

平成24年度の大豆自給率は8%です。

農林水産省 大豆のまめ知識

出典 農水省 http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_tisiki/

味噌・醤油に使用されている国産大豆の割合はわずか7%です。

Jsapa or jp daizu2 reseach 21chosa chapter04 pdf

出典 公益財団法人日本特産農産物協会 http://jsapa.or.jp/daizu2/reseach/21chosa_chapter04.pdf

一食100円程度のジャンクフードに使われる醤油の原材料に国産大豆が使用される可能性は限りなく低いです。

まとめ

食品の放射線リスクには産地を確認することが重要であると再認識

麺類の小麦粉は外国産が多い。

1食あたりの食塩相当量が5.1gと高く、化学調味料と食品添加物が多いと推定され、野菜が全く含まれないジャンクフードの安全性を評価すること自体時間の無駄である。

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