トマトは収穫まで何回農薬を使うか知ってますか?

農家の方の多くは「出荷用」と」「自家消費用」の農産物を分けて栽培しています。

日本では、野菜に虫がついたり、葉っぱが虫に食われていると、市場では売れません。

キュウリは真っすぐじゃないと市場に出せないようです。消費者目線が狂ってると、僕なんかは感じます。

厳しい基準があると言え、農薬は殺虫剤であり、量によっては人間も中毒死することもあったりします。

農家の方が「自家消費用」の農産物を作る最大の理由は子供に農薬を食べさせたくないからじゃないのかな。

人間が口に含んでも危険では無いと言われる容量や細かい計算は抜きにしてお話しします。

群馬県が公開している、「認証対象とする農産物及び化学合成農薬延べ使用成分回数・化学肥料窒素成分施用量の基準」によれば、通常の栽培では収穫までに、ハウス栽培のミニトマトではのべ49回農薬が使われ、水稲(コメ)ではのべ12回使用されます。

節減対象農薬延べ使用成分回数・化学肥料窒素成分施用量の基準一覧
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(出典 http://www.pref.gunma.jp/06/f0910002.html )

この数字は農林水産省が定める厳しい基準に合致し、適用基準さえ守っていれば、健康に被害は出ないレベルです。

トマトは収穫まで3ヶ月から5ヶ月要するようですが、収穫まで5ヶ月(約150日)要するとして、150日/49回=3.06

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(出典 香川県ホームページ http://www.pref.kagawa.lg.jp/nousei/santa/kokotore-book/data/yasai/tomato.pdf )
(栽培カレンダーは高知県の例ですがあくまでも参考です。)

3日に一回使ってます!

自分で野菜を作った方ならわかりますが、葉もの野菜は消毒(=農薬使用)しないと、食べるところがほとんど虫に食われます。

見た目が良いけど農薬を使っている野菜、虫に食われているけど農薬の使用を最低限にしている野菜、選択の幅が広がると良いです。

農薬の使用を徹底的に規制すると野菜の収穫量が減ってしまい、野菜は贅沢品になってしまいます。

使用量や濃度など見ないで、回数だけで判断するのは化学的ではありませんが、49回も農薬が使用されたミニトマトは嫌ですね。