農薬の使用回数を簡単に知る方法

慣行レベルという都道府県ごとの基準

農薬及び化学肥料の使用量が少ない農産物に対してお墨付きを与えるために,一般的な栽培での農薬及び化学肥料使用量を、各都道府県が「慣行レベル」として定めています。

特別栽培農産物

特別栽培農産物に係る表示ガイドライン
→ http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/tokusai_a.html

実際に慣行レベルに従って,各農家が栽培しているかは実際のところ良くわかりませんが、都道府県の慣行レベルでの「農薬使用量」を比較することによって、都道府県ごとの大まかな農薬使用量の傾向がわかるのではと考えています。

ミニトマトの慣行レベルでの農薬使用回数

消費量が圧倒的に高いコメ、農薬の使用量が多いミニトマト、ほうれん草等のデータを、少しだけ比較してみました。

都道府県名
ミニトマトの慣行レベル(農薬)
北海道23
岩手32
山形36
群馬49
埼玉43
長野13
佐賀60
沖縄40

ミニトマトの農薬使用回数が複数記載ある場合には最大数を記載しました。(各道府県ごとの作型等が異なるのですみません。)

出典 
北海道 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/10/clean/bessi2-1_H260303.pdf
岩手  http://www.town.sumita.iwate.jp/sangyo/nousanbutu/pdf/siyou.pdf
山形  http://www.city.tsuruoka.lg.jp/ecotown/project/yuuki/24kankoukijyun.pdf
埼玉  http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/621211.pdf
群馬  http://www.pref.gunma.jp/06/f0910002.html
長野  http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/sangyo/nogyo/documents/kanko-level.pdf
佐賀  https://www.pref.saga.lg.jp/web/var/rev0/0092/1143/201221793939.pdf
沖縄  http://www.pref.okinawa.jp/site/norin/eino/kankyo/documents/h2602.pdf

各都道府県別リンク(リンク切れが多いです。)
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/tokusai_1407.pdf

まとめ

大雑把に集めた慣行レベルでのミニトマトの農薬使用回数ですが、平均気温が低い地方が農薬の使用回数が少ないようです。

ネオニコチノイド系の農薬がどのように扱われているのかを改めて調べる必要がありますが、北海道のトマトが比較的入手しやすく、農薬散布回数が低いのではと思います。

各都道府県ごとの傾向やデータをまとめる時に感じるのですが、中央省庁で統一フォーマットを作り,各自治体がそれを使うだけで,地方公務員の労働コストが減るといつも感じます。