事故以降、色々な書籍が販売されています。色々と買いましたが、一冊だけ選ぶと言えば、「食卓にあがった放射能」です。

これまで読んだ書籍の中で、一番参考になりました。2011年の4月の段階で、「食卓にあがった放射能」を読んだので、自分なりの内部被曝対策ができました。

チェルノブイリ事故の食品の放射能汚染を扱った本を、2011年4月に復刊した書籍であり、この本を一冊読むことで、事故直後のヨーロッパでの汚染状況から、汚染食品が世界に拡散する課程がよくわかります。

チェルノブイリのデータだけではなく、旧西側ヨーロッパのデータと、関東地方のデータを重ね合わせると、自分自身の基準の比較や実際の汚染度のイメージがつかめると思います。

ベクレルやシーベルトの違いなどの説明も十分ありまして、文化系の方でも十分にわかる内容で、どのように内部被曝が拡大したのかが、わかります。

たとえば、チェルノブイリ(オーストリアの平均的な人に対する見積もり)では、被曝の約80%が食品由来で、地面の汚染に由来する外部被曝は約15%、ということがわかります。

食卓に上がった放射能内部被曝経路

内部被曝 86% =(食品81%+吸入5%+飲料1%未満)
外部被曝 15%

(出典:「食卓にあがった放射能 新装版」、高木仁三郎、渡辺美紀子、61ページを加工)

また、「食生活に気をつけた人(汚染の高いものを避けた人)と食生活に気をつかわなかった人の汚染度の差が歴然としている」
→ 2倍から3倍の差があると言うことが、データにより示されています。
(出典:「食卓にあがった放射能 新装版」、高木仁三郎、渡辺美紀子、47ページ)

事故後、もう少しで3年目となり、日本での食品の検査体制も事故直後に比べて、かなり整備されています。

市民測定書の数も増え、客観的なデータも入手することができますが、もう一度、これから何が必要なのかを考えるには、必読の一冊です。

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2013年4月15日現在読者数1,361人

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