高崎トミーさんの依頼で乾燥大根(切り干し大根)を計測しました。

群馬県吾妻郡東吾妻町(旧 群馬県吾妻郡吾妻町、それ以前は原町)という所で収穫された大根です。
群馬県吾妻郡東吾妻町の位置
群馬県吾妻郡東吾妻町地図
(出典:http://www.mapion.co.jp/map/admi10.html に丸印で加工)

空間線量は早川教授マップでは色つき
群馬県吾妻郡東吾妻町早川マップ
(出典:早川教授マップを加工 http://blog-imgs-51-origin.fc2.com/k/i/p/kipuka/0810A.jpg )

土壌の汚染度は旧地名で近いと思われる原町で1,078Bq/kgとそこそこの汚染度です。
群馬県吾妻郡東吾妻町土壌計測値
(出典:群馬県 http://www.pref.gunma.jp/06/f0100302.html )

収穫された大根で作った
(1)切り干し大根(乾燥大根)、
(2)切り干し大根(戻し後大根)、
(3)切り干し大根を戻した時の水(汁)、

の3パターンで計測しました。

全て、不検出ですが、一番上の切り干し大根(乾燥大根)は、水分が抜けて乾燥した状態の切り干し大根をフードプロセッサーにかけました。

群馬県産乾燥大根

カリウム40の値が1,280Bq/kgと通常の水分を含んだ大根66.7Bq/kgの19.9倍ですので、20倍ほど濃縮されています。

通常の大根の計測結果(他の産地、大根をフードプロセッサーにかけた状態で計測)
大根のカリウム40

セシウム137の下限値1.48Bq/kg、セシウム134の下限値 1.37Bq/kgの20分の1程度の精度で計測していると推定されます。水を含んだ通常の状態で下限値はセシウム137の下限値0.08Bq/kg、セシウム137の下限値 0.07Bq/kgと推測されます。

→ 計測器などの環境はこちらをご参照下さい。

生産者のこだわりについて、トミーさんからのメールを引用します。
生産者の話しでは、震災後1年目は、販売量が、震災前の3割以上減になってしまい、2年目は震災前の2割減ぐらいだそうです。

親子で20年前から農薬を使わず、無化学肥料で農業を続けて10年前に有機栽培の認定をされました。

震災後堆肥には山からのもの(おがくず等)を使わずに栽培しているということです。やはり、皆さんが心配するのはあの辺は汚染地帯という心配と、路地ものを乾燥したら、相当汚染度も濃縮されているのではないかという心配があると思います。

「でも、測定結果はこうでした。」という公正な評価を、示して頂けると理解して頂けると思います。

葉物野菜は、3月過ぎには徐々に春菊・白菜・ほうれん草・レタス・ロメインなど、とにかく、春の葉物は、化学肥料の味がしない柔らかくて自然な甘さがあります。

震災前は、こだわったレストランなどでも大変人気がありました。
今回測定した大根は、路地栽培の大根で、栄養成分が変わらない乾燥方法をいるので、大根の香りも栄養も、旬の大根の美味しさをそのまま濃縮しているものです。

当然のことなんですが、この大根は生産者がこだわりにこだわって、栽培しているのでこのような結果が出た可能性が大きいと思われます。

近隣の大根が全て不検出となるとは限りませんので、念のため、追記しますね。

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